当流の特徴
土佐大田派居合道には、次の特徴があります:
- 常に足音を立てざるを本旨とする。「之れ踏みて踏まざる心なるべし」 と伝書にあり、この意を伝承している。
- 抜付け、斬下し、納刀までは目に止まらぬ早技にして神速を要す。
- 谷村派と下村派、両派の技を稽古し、口伝も伝承している。
- 立膝の部(技10本~斬突10人)を連続早抜き1分間で斬突納刀が出来るまでに上達した門人は、誓紙を納めた上で奥居合に入ることが許される。
- 奥居合では、座技,立技の他に修行の段階に応じ、番外6本(技12本~斬突23 人)を連続早抜き1分間で斬突納刀するための技を稽古する事が許される。これ以外にも居合之形、大小詰、詰合の位、左不動の早抜き等がある。